【作業】タナゴ竿 #5

空気が乾燥していてなかなか漆が固まらず時間がかかってしまいましたが
生正味うるしを5回の胴漆(拭取り)にて理想の胴色となりました。

その後、要所に模様付けの覆輪付け、
和竿を次ぐ際の決まり事、各継ぎを互い違いに継ぐための目印となる芽打ち。

込みが胴塗りを行ったことで太くなったため
再度継ぎの擦り合わせを行い中矯め同様に
次いだ状態での最後の火入れ上げ矯めを行います。

最後に保管時に継ぎ口を破損から守る口栓作りをへて
完成となります!

大変な時世となっておりますが、
いつか来るタナゴも色付く平穏な季節に
この竿達が無事に活躍してくれることを祈っております。

ご訪問いただきました皆様にも大変ご不自由な事とぞんじますが、
くれぐれもご健康で過ごされますことをお祈り申し上げます。


上記タナゴ竿製作の風景を動画としてアップしております。
お時間のございます方は、
トップページYOUTUBE動画チャンネルからご覧いただけましたら幸いです。

一山ト 竹竿 和竿 東京 イチヤマト アメーバオウンド

一山ト 東京大田区にて江戸和竿の伝統技法を用いた和竿を制作、作品紹介や、和竿での釣行記等を発信しております。 Produced a Japanese fishing bamboo rod in Ota Ward, Tokyo, using the traditional make technique of EdoWazao Japanese fishing bamboo rod

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